スマートニュース様にて開催された「実戦での Scala 〜 6つの事例から知る Scala の勘所〜 - 実戦での Scala | Doorkeeper」に参加してきました。
簡単にですが、感想を書きたいと思います。
私とScala
いきなり「お前なんでここに来たんだ」という感じですが、実は私、Scalaは一行も書いたことがありません…。
Javaは仕事で使ってきたので、"Better Java"として(?)のScalaの最新動向をキャッチアップしたいという思いで、一線で活躍されている方々の生の知見を吸収すべく、参加した次第。
おかげで、今日の勉強会を通して、Scalaを勉強したいという意欲が沸々と高まってきたので、これから色々と学んでいきたいと思いました。まずはコップ本と逆引きレシピを購入するところからですね。
勉強会まとめ
細かいメモはしていましたが、複数人のスピーカーの方が共通して話していたので印象に残った部分に絞ってまとめました。
1. Scalaを学ぶ上でのポイント
大きいものは以下の2つなのかなと。
- Future
- Option
他にもいっぱいあるとは思うのですが、特にこの2つはきちんと身につけないとならないんだろうなぁと感じました。
並列処理を書く上で、forの内側でFutureを作るとパラレルのつもりがシリアルになってしまうなど、色々とハマリポイントもある事がわかり、参考になりました。
2. twirl
ScalaでデファクトとなっているPlayのテンプレートエンジンです(読み方は皆さん悩まれてました)。ほとんどのお話の中で話題に挙がった印象。
「サーバサイドは堅く、フロントエンドは柔らかく(by 竹添さん)」とか、最近のSPA風なアーキテクチャからすると、テンプレートエンジンの出番ってどうなのかな?という気もしますが、静的型付けでコンパイラによってチェックされるというのはやはりメリットらしいです。
反面、デザイナー、HTMLコーダからすると辛い面もあるとのこと。
3. Scala勉強会
Scala技術者は少ないので、毎日30分のScala勉強会をしているという話も印象に残りました。
(何でもそうですが)何かを身につけるにはそれなりの学習コストが必要なんですね。というわけで、自分も始業前の30分はScalaの勉強に充てようかなと思った次第。
4. JavaからScala, LLからScala
Scalaの学習にあたり、JavaからではなくLLから入った人の方が案外すんなり身につくみたいな話がちょっと意外で印象に残りました。
実際はその人の素養やバックグラウンドが大きく影響しているとは思いますが、今日、色々と話を聴き、関数型言語のパラダイムをしっかりと意識して勉強していくことが大事なんだろうなと感じました。
おわりに
感想は中身が薄くてアレなのですが、とても有用な勉強会となりました。業務アプリを作るならScalaはベストな選択(by 村石さん)みたいな話もあったので、自分もScalaを使いこなせるようになりたいなぁと思いました。
イベントの提供に関わった方、スピーカーの方、参加された方、会場提供いただいたスマートニュース様、ありがとうございました。