Ajaxライブラリの比較

JBoss Seamで動くWebアプリケーションでのちょっとリッチなUIを提供するためのライブラリについて。

seam-genをプロジェクトを生成すると、ICEFacesとRichFacesのどっちにする?ってことを聞かれたのが調べるきっかけ。それらに加えて、Ajax4JSFを合わせた3つを簡単に調べてみる。
どれもJSFベース。

Ajax4JSF
通常のAjaxをカスタムタグで置き換えるような形で、を使って既存のJavascriptとの連動や、push, poll型通信のタグもサポート。ただし、リッチなコンポーネントは提供されていない。導入も容易。
RichFaces
Ajax4JSFの機能が全て利用可能。リッチなコンポーネントも提供。拡張性は▲。
ICEFaces
画面遷移を含めすべての処理をAJAXで行うためにブラウザの戻るボタンがきかないのが特徴。

必要ならライブラリはどれもWEB-INF/libへ。

  • Ajax4JSF
    • ajax4jsf.jar
    • web.xmlに設定を追加する必要がある。
  • RichFaces
    • richfaces-impl.jar
    • richfaces-api.jar
    • richfaces-ui.jar
  • Rifh
    後で少し比較して追記する。

JSF拡張系のこれらのライブラリは提供されている機能の範囲で要件を満たせるなら、他のタイプのライブラリと比較しても効率はいいらしい。

http://seamframework.org/Community/RichFacesOrICEfaces

上記記事を見るに、迷ったらRichFacesがとりあえずベター…?
自分で試すのが一番いいんだろうけど…。