先日、Oracle本社にて開催されたJava ♡ HTML5 Nightに行ってきました。JJUGとhtml5j.orgの初の共催イベントらしく、とてもためになる内容で、面白かったです。主催、スタッフ、参加者の皆さま、おつかれさまでした。
資料は公開されるのかどうかわからないですが、簡単に拙い感想だけ書き残しておこうかと思います。
JavaとHTMLの歴史
最初はJavaとHTMLの約20年の歴史をふりかえり。全体を俯瞰するのにとてもよい資料とプレゼンでした。Java7でのProject Coin、ARM、NIO2、JavaFX2.0、Java8のラムダ式あたりは、Javaに関わる人間として抑えておかねばと思いました(ほとんど知らない…)
WebSocket
html5j.org管理人の白石さんの発表。まったくWebSocketを知らない人でもポイントをしっかり抑えることができる素晴らしい資料だったと思いました。プロトコルの拡張やサブプロトコルの部分は、実現イメージがまだまだぼんやりしているけど、そんなことまで考慮されてるんだと知れただけでも収穫。
続いてひらいさんのLive Codingを交えてのWebSocketのデモ。サーバサイド、クライアントサイドの実装がどんなものか掴めました。JAX-RSのようなアノテーションベースで簡単にサーバサイドの実装ができるので、思っていたよりも全然敷居が低いものだと感じました。
Java EE×HTML5
寺田さんの発表。非常に明快でわかりやすい発表でした(後半は半分くらいの理解度でしたけど…)。重くて使いづらいJ2EEは過去のもので、開発生産性を向上させるために様々な点で改善されていることが伝わってきました。
EJB3.2とかEL3.0あたりの新機能については自分で調べようと思いました。あとは、JSF2.2あたりの話に比重を置いて話されていたかな。JavascriptなしにHTMLベースのコードとタグでデザイン、開発ができる!という話。